テイミング祭り〜@ムナック


 ◇ 登場キャラぷち紹介 ◇
 † 猫姫 †(ラグナロクオンライン)
  年齢:15歳 職業:アルケミスト
  レベル不詳のVIT>STR斧アルケミという微妙なマゾキャラ。製薬産業で成功したブルジョアで、装備は上から、
  +8たれ猫、ほお紅、花びら、+8ライトエプシロン、+7ゴーストメイル、+9イミューンマント、+9フレジットブーツ、
  さらにパワリン2個というチート疑惑すら浮かんできそうなとんでもキャラ。現在はペット産業に手を出している。
  芳しい厨発言が多く、実はふたなり。……もしかしてこいつ……(謎打撃音)
  注意書きしておきますが、このお話はフィクションです。実際に同名キャラがいたとしても、一切関係ありません。
    
 
麗花(れいほあ) (ラグナロクオンライン)
  年齢:不詳 種別:ムナック(モンスター)
  萌えモンスターが数多く存在するラグナロクオンラインの世界で、初期の頃からその頂点(個人的に)に君臨し続
  けている、中華系幽霊(ぶっちゃけキョンシー系)の萌え萌え女の子モンスター。
  ゲーム中では、「〜〜ムナ」ではなく「〜〜アル」としゃべるものの、前者のほうが可愛いと思うので、本作では前者
  採用してます。
      

 * 画像はSS(スクリーンショット)から抜粋
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 今日もフェイヨンダンジョンは、いつものように陰気臭かった。
 ダンジョンの出入り口にはどこぞのギルドの連中がたむろし、その傍をポポリンが飛び跳ね、スケルトンが闊歩し、ファミリアーとゾンビがアクティブに攻撃をしかけている。
 以前は心を持たない戦闘人形――BOTで溢れかえっていたが、王国直属の秘密警察隊、通称「GM」たちによる近年まれに見る、奇跡といっても過言ではないくらい真面目な掃討作戦により、その数は一気に減少していた。
「やぁ〜、フェイD(←フェイヨンダンジョン)もすっかり静かになったね〜」
 などと暢気に微笑みながら、1人の女アルケミストがダンジョンを歩いている。
 可愛いのか可愛くないのか微妙なパンダ人形をカートに乗せ、頭にはたれ猫、口に花びらをくわえたほっぺの赤い可愛いアルケミストだ。
 童顔に似合わない巨乳が、自然と乳を強調するアルケミストの服に押し込まれて、歩くたびにたゆんたゆんと揺れている。
 その名前を、† 猫姫 †といった。本文中はめんどくさいので、猫姫とだけ呼ばせてもらう。
 平和なB1階を難なく通り過ぎ、B2階へ。
「歩くのはめんどくさいな〜」
 B2階へ到着するなり、左手の指で輝く、物凄く高そうな指輪を外し、カートから取り出した蝶々を意匠化したクリップを取り出し、髪にとめる。
「テレポート! テレポート! テレポート!!」
 これはテレポートクリップだ。アコライトやプリーストでなくてもテレポートを使えるようになる便利アイテムである。
 何度かテレポートを繰り返すと、ようやくB3階への階段へとたどり着いた。
「さぁ、ここからが本番だお♪」
 1人でガッツポーズして気合を入れて、B3階へと降りていく。
 B3階はムナックやボンゴンの宝庫である。
 猫姫は、ここでムナックをペットにするべく、テイミングしにやってきたのだった。
「やっぱりBOTがいないと、閑散としてるなぁ」
 というか、このB3階はBOTがいても十分閑散としていたような気もするが、それはこの際気にしないことにした。
 数少ないBOTが一掃されたことと、元からの人気の無さの相乗効果で、B3階は閑古鳥が鳴いていた。
「うーーーん……可愛い子、可愛い子……ああん、あなた可愛くないから邪魔だよー。悪い子にはオシオキしちゃうぞ♪」
 どことなく芳しい言葉を発しながら、寄ってきたボンゴンやムナック――猫姫から言わせれば、あまり可愛くないらしい――に向かって、カートを叩きつけた。
「そーれっ、カートレボリューションだおー♪」
 吹き飛ぶ敵に目掛けて、さらにカートを振り回し、殴打する。
 次々に吹き飛んだムナックたちが、「ぴぃ!」と悲鳴を上げて、ボンゴンは無言で蹲りながら絶命する。さすが、パンダカートを引いているだけあってちょっとやそっとではビクともしないようだ。
 品定めをしながら虐殺を繰り広げていく。
 ムナックを武器で屠殺してはその長い三つ編みを切り裂いて袋につめる。ボンゴンをカートで轢殺してはその短い三つ編みを引きちぎって袋につめる。こういう安い収集品でも、チリも積もればなんとやら、それが猫姫の心情である。
「……ぐっ!」
 何十匹目のボンゴンを倒したときだっただろうか。そのボンゴンは、帽子とポートレートを残して死んでいった。
 帽子のほうはいまさら鑑定しなくても、これが何かはすぐに分かった。
「およよ? ボンゴン帽だ。売っても二束三文にしかならないから、おしゃれ装備に加えようかな〜♪」
 ただのピッグテールリボンよりは何倍もマシだったが、売っても安いので正直そこまで嬉しいものではない。これはコレクションに加えることにした猫姫は、口笛を吹いてカートに放り込んだ。
 ポートレートのほうは、テイミングアイテムの材料だ。これはたくさん持っていても無駄にはならない。
「おー、しかもこのポトレのムナックたん、すごく可愛い〜。こんな子、いないかなぁ〜♪」
 ポートレートに描かれたムナックに頬ずりして、それをカートにしまいこみ、探索を再開する。
 10分、15分と狩りを続けても、なかなかいいムナックにめぐり合えない。
「それにしても、いい出会いってやっぱ少ないのかなー。リアルじゃ彼じ……じゃない、彼氏もできないしぃ〜♪」
 いいムナックが見つからないあまり、ギルドチャットでぼやいてみた。すると途端に、
「姫、俺の彼女になってくださいwwwww」
「いや、猫たんは俺がもらうwwww」
「うは、お前ら必死すぎwwww」
 などと嵐のようにレスが返ってきた。
「あははー、私は優しい人が好みだなぁー♪ そういえば、そろそろ片手剣に乗り換えようって思ってるから、カリツ盾がほしいな〜」
「よしおけwwwww騎士団篭ってくるwwwwww」
「うはwwwwピクミンのくせに必死だなwwww3分でデスペナテラワロスwwwww」
「皆、そんなに必死になるなよ。俺、+5カリツバクラもってるし、これをプレゼントして俺が姫ゲットで糸冬了wwwww」
「精錬値は+7以上がいいな〜♪」
「うはwwwww撃沈wwwwっうぇwww」
「なむwwww」
「なむありwww」
 などと、実に芳しい会話をギルドメンバー(男)たち繰り広げながら、猫姫は品定めを続ける。
 とりあえず、これでカリツバックラーことフロームヘルバックラーの確保は完了したも同然だろう。嬉しくって笑いが止まらない。
 誰もいないことをいいことに、オープンチャットで高笑いしながらさらに探索を続けること数分。 
 B3階に入ってそろそろ30分……1本目のハイスピードポーションが切れ頃。
 猫姫はついに、運命的とも言えるすばらしい出会いにめぐり合えた。
「あっ! あの子……」
 そのムナックは、他のムナックと同じようにピョンピョンと跳ねていた。だが、その輝きは他のムナックと比べると、何倍も抜きん出て見えていた。
 猫姫の御眼鏡にかなったムナックは、くりくりとした大きな瞳、小さすぎず大きすぎないほど良いおっぱいを持ったなかなかの美少女だった。
 髪型だけはみんな同じの三つ編みでお札のついた帽子を被ったオリジナリティのかけらもないものだったが、顔は相当なもので、レベルで表すならそれこそオーラ並みである。
                       
 猫姫はさっそく行動を開始した。
「ねーねー、そこのムナックちゃん♪」
 猫姫は微笑みながらピョンピョン跳ねていたムナックに近づく。
 その存在に気づいたムナックは、はっと表情を引き締め、拳を握り締めた。
「! に、人間ムナ!」
 さすがアクティブモンスター。やる気満々である。
「ああん、待って、違うよー。実は君にお話があるんだよ」
「人間と話すことなんて無いムナ!」
 ムナックは話に応じるつもりはないらしく、猫姫に殴りかかってきた。
 しかし、強靭な精錬値を誇る防具を持ってしては、ただのムナックの攻撃など、まさに蚊ほどに効いていない。
「落ち着いてよ〜。ほら、これこれ。これ、なーんだ?」
「そんな古典的にな手には引っかからな………あ……そ、それは……」
 猫姫が攻撃を続けるムナックに差し出したのは、一通の手紙だった。
 色あせた茶色い羊皮紙を赤いリボンで閉じてある。
「さて、これは何でしょう〜?」
「……も、もしかして……ずっと待ってた手紙……ボンゴンの小狼(しゃおらん)くんからの手紙ムナ……?」
 それは宛名の無い手紙。ボンゴンがムナックに送ろうとして、その直後に2人は死別してしまったために結局送られることの無かった手紙。
「ぴんぽーん。その小狼くん。その子が、わたしに託してくれたんだよ。「僕はここを動くことが出来ない。どうか、どうかこの手紙をあの子に届けてくれ」、ってね」
 見るも涙語るも涙、といった様子でよよよよと泣き崩れる猫姫。
「……それを、わざわざ届けに来てくれたムナ?」
「そうだお〜♪ だからちょっと待って、っていったでしょ?」
「………ごめんムナ。人間の中にも、いい人っているムナね」
 うつむいて謝罪し、ムナックは手紙に手を伸ばそうとした。
 だが、その手を引っ込める猫姫。
「な、なにをムナ……!」
「だから落ち着いてって。人間の私とこんな取引めいたことしてるところ、他の仲間に見られたら気まずいでしょ? 場所をかえないと、って思ってね」
「た、確かにムナ……」
 周りには、まだ何匹かのムナックやボンゴンがいる。幸い、まだ猫姫のことを見つけていないらしく攻撃してこないが、こんなところを目撃されたら自分まで敵の仲間だと思われかねない。
「わかったムナ。場所をかえるムナ」
「じゃ、捕まって。テレポート!!」


 テレポートした先は、まったく人気の無いマップ中央左よりの湖の裏。
 ヒドラがわんさか沸いていて、滅多に人が立ち入らない場所である。
「ここならいいムナ。早く、早く手紙読ませてムナ……!!」
「はいはいー、ほら、どうぞ」
「ムナ……」
 手紙を受け取り、急ぎリボンを解くムナック。
「慌てない慌てない。一休み一休み、だお♪」
 ガッ!!
「……むなっ!?」
 頭部に激しい衝撃が走った。
 思わず頭をおさえ倒れこむムナック。彼女の視界に最後に映りこんだものは、サベージベベカードが4枚刺さった、脅威のスタン――気絶用のS4メイスだった。
 ピヨピヨと、頭の上で星が渦巻く。ムナックの意識は、暗い闇に引きずり込まれていった。


 四肢が痛い。ぎりぎりと縛り上げられるような感覚が襲う。
 遠のいていた意識がだんだんと戻ってきた。
「………ムナ!? こ、これは何ムナ!?」
 次にムナックの意識が戻ってきたとき、身動きが出来なくなっていた。
 お尻を突き出すような格好で、両手両足を何かぬるぬるするもので縛られていた。
「こ、これはヒドラかムナ!? で、でもどうしてムナ!」
「あ、ムナたんおっはよー。やっと起きた?」
「さ、さっきのアルケミ……猫姫、だったかムナ……?」
 廃墟跡の崩れた岩の上に腰掛け、その様子を見て猫姫が笑みを浮かべている。
「気分はどう? そのヒドラ、私が召喚したんだお♪」
 猫姫は手にしたボトルをこれみよがしに見せ付ける。
 植物系のモンスターを呼び出すためのプラントボトルだ。
「だ、騙したムナね!」
「はっは〜〜ん。でも手紙を受け取ったのはホント、なんだから」
 にやにやと笑ってムナックに近づく猫姫。
 身をよじって逃げ出そうとするが、召喚者のスキルレベルに従い通常のヒドラよりパワーアップしているそのヒドラからは逃げ出すことができない。
「ムッ、ムナッ……きゃあああっ、い、痛いムナッ!?」
 逆にギリギリと四肢を締め上げられ、悲鳴が漏れる。
「あんまり動かないほうがいいよー。この子たち、動くと余計に反応するから」
 先ほどとは打って変わった嫌らしい笑みを浮かべ、猫姫はムナックの頬に手を這わせた。
「な、なにが目的ムナ!」
「なに、って……そんなの決まってるじゃないのー。この手紙は、テイミングアイテムなんだから。あなたの卵をいただきに来たんだおー♪」
 猫姫はムナックのズボンに手をかけ、補正込みで100を越えるSTRが誇る力で、パンツごと素手で引き裂いた。
 ビリイィィィ―――ッ!!
「む、ムナぁ〜〜!!」
 真っ赤な衣装の下から、対照的なほど白いお尻が覗く。
「やぁーん、かンわいい〜♪ あそこもつんつるてんだおー♪」
 滑らかな動きで、そのお尻の上を猫姫の手が滑る。
「ひ、ひぃっ!! さ、触るなムナ!」
 全身を走り抜ける不快感に身を震わせその手から逃れようとする。
 だが、そのたびにヒドラが四肢を締め付け、ギリギリと骨が軋むような音がする。
「ぎぃぃぃ〜〜〜!?」
「だから無駄だっていってるでしょー♪ ほら、おとなしくしなさいー」
「やっ! む、胸触るなムナ……むぐっ!?」
 猫姫はムナックの服の上からその程よい大きさの胸を揉みしだき、小うるさい口を塞ぐために自分の唇を重ねた。
 嫌がるムナックの顔を片手で押さえつけ、無理やり舌をねじ込んで唾液を啜り上げる。空いた片手では休むことなく胸を苛め続けるのも忘れない。
「むぐっ……ぶちゅ……ぐちゅ……むばっ……んちゅっ……!!」
 ムナックはいやいやと顔を背けようとするが、その程度で猫姫の拘束が緩むはずも無かった。逆に猫姫の嗜虐心をくすぐり、攻めはより一層激しさを増す。
 口内の舌は、ムナックの歯を、歯茎を、裏側まで舐め尽くし、手は胸を痛いほど揉み上げ、乳首を抓り上げ、ぐりぐりと押しつぶす。
「……!! ……むばっ!! い、痛いムナ千切れるムナ!!」
「ちぎれたときは治してあげるお☆ こういう風に……」
 猫姫は気絶させるときに使った斧を手放し、腰に下げておいた愛用のライトエプシロンを手にする。
「ヒール!!」
「…!? ぎゃああああっ!!」
 聖なる斧の魔力で回復魔法を使えるようになった猫姫は、ムナックの身体にヒールをかける。だが、癒しの呪文のはずなのに、ムナックの全身に強烈な激痛が走った。
「あははー。そっかー、こんなにみずみずしい身体をしてても、ムナックたんは所詮、死人だったんよねー。そりゃ、ヒールも痛いよねー♪」
 そう。ムナックはこれでも一応、死人――アンデッドの一種である。ヒールやブレッシングなどの聖職者の魔法は、彼女にとって祝福ではなく刃と変わる。
「わ、わかってってやってるムナね……っ」
「なんのこと?」
 しれっとした顔でムナックのお尻を撫でる猫姫。
「そろそろ濡れたかな………あれ?」
「ひっ!?」
 お尻から割れ目へと手を移動させる。だが、何度確認してもぬれている気配がない。
「なんで?」
「なっ……あんなので濡れるわけないムナ!!」
 真っ赤になって反論するムナックだったが、その言葉を聴いた途端、またしても猫姫の顔が邪悪に微笑む。
「そっかー、私じゃ無理だったかー。それじゃあ、この子達に頼もうかな。お願いね、花子ちゃんたち♪」
 召喚者の命令に、4体の花子――プラントボトルで呼び出される植物モンスターたちの俗称である――はいっせいにあまった触手を伸ばした。
「い、いやあああああ!! むなぶぐっ!!?」
 1本は口にもぐりこみ、1本は巧みに両方の乳を嬲り、1本はその幼い割れ目を弄りだし、残った1本はどうしようか迷った挙句、準備も覚悟もされていない肛門にもぐりこんでいった。
「!? むぐうううううっ!!!!」
 何の準備もされていないアナルが無理やり押し広げられ、ムナックはくぐもった悲鳴をあげる。
 だが、触手は、触手自体が放つべとべとした液体を潤滑油にして、容赦なくそのアナルを掘り進んで行く。限界以上に押し広げられたアナルが裂けて血が溢れ出す。
「むうううううっ!? むぐうううううっ!!」
 両目を見開き、涙を流して激痛に喘ぐ。
「わ、血が出てる、いたそー♪」
 だが、決して止めようとしない猫姫。
 笑いながらパチンと指を鳴らすと、口に押し込まれた触手が容赦なく喉の奥まで攻め上げ、べと液を口内中に満たしていく。
「あははー。ヒドラの触手は、淫行のプロだからねー。今日日使い古された使用方法だけど、これに勝るものは無いお♪」
 猫姫はその様子をニヤニヤと観戦するばかりだ。いつの間にか、咥えていた花びらがタバコに代わっている。
「むぶうううう……ふううううっ!! んんーーーっ!!」
 乳を弄っている触手の先端から、さらに細い触手が何本も飛び出し、乳首にまとわり付きくりくりと刺激する。割れ目を這っていた触手からは、催淫効果を持った大量のべと液が分泌され、秘所の奥が熱く、灼熱してくる。
「うぶっ……むぶっ……ぶばぁ……!!」
 だんだんとムナックの目が虚ろになってくる。
「じゃ、ラストスパートだお♪」
 パンパンと大きく手を叩くと、口にねじ込まれた触手が激しく出し入れされる。喉の奥の奥まで突き上げられ、嫌でも意識がそこに集中する。
 乳を這い回る無数の細い触手は、両方の乳首を締め上げる。割れ目の触手からも同じ細い触手が飛び出し、ひだを這い回り、充血したクリトリスを刺激し続ける。
 そしてアナルを掘り進む触手は、流血も意に介せずピストン運動を続ける。
「ひぎっ! あぎっ!! んんっ!! あんっ!! ムナっ!!」
 苦痛と快楽が一緒くたになってムナックを襲う。
 両目から涙を流し、触手でいっぱいになった口の端からよだれを垂らし、乳首をびんびんに尖らせ、割れ目から愛液を垂れ流し、アナルから大量の血を流して触手に犯され続ける。
「ほら、花子ちゃんたち、出しちゃっていいお☆」
 その言葉が合図になったかのように、触手が膨れ上がる。
「!! んぶうううううううう!!!!」

 びゅうううううーーーっ!!! どびゅっ、ぶびゅっ、びゅるるるるるっ!!!
 びゅびゅっ!! びゅくっ!! びゅしゅううううっ!!


 口とアナルの触手が、大量のべと液を噴き出した。
 一気に口内に溢れ返り、喉の奥に注ぎ込まれ、逆流したべと液がムナックの鼻から溢れ出す。
 直腸がべと液でパンパンになり、瞬時におなかが膨れ上がる。ついには触手とアナルの小さな隙間から弾け飛ぶように溢れ出す。
「んんぐううう!!! ぶはああっ!! げぇえええええっ、うげえええええっ!! おええええっ!! げほっ、げほっ!!!」

 ぶじゅうううううっ!!! ぶぅううううーっ!!
 ぶびっ、ぶじゅるるるっ!! ぶしぃいいーっ!!


 触手から解放されると、ムナックは胃にまで流し込まれたべと液を吐き出し、アナルから大量のべと液を噴出させた。
 すべてを吐き出し終え、ヒドラに縛り上げられたままぐったりと脱力する。
「さーて。じゃあ本番だおー。これをブチこんで、卵をいただくお☆」
「……? ……! ひぃいいいいっ!!?」
 ムナックは猫姫の股間にそそり立つものを見て悲鳴を上げた。
 女性であったはずの猫姫のそこに立っていたのは、紛れもなくギンギンに勃起した男性器だった。だがしかし、本来女性器のある部分にも、きちんと割れ目が見えていてねっとりと愛液で濡れている。
 そう、猫姫はふたなりだったのだ。
「い、いやムナぁぁぁ!! 猫姫なんて厨房臭い名前の上にネカマ疑惑急上昇のチ○コなんか絶対に嫌ムナぁぁぁ!!」
 ムナックはガタガタと震えだし、猫姫に罵詈雑言を浴びせながらじたばたとどうにか逃れようと暴れる。
「い、ぎゃああああ!!」
 だが、やはり逃れられるはずもなく、逆に締め付けられた腕からゴキリと嫌な音が聞こえ、激痛に悲鳴を上げる。
「無駄だっていってるでしょ。ってゆーか、言ってはならないことをいってしまったようだね。おしおしだお!」
「い、いやムナいやムナ! やめ………あぎゃあああああ!!」
 猫姫は嫌がるムナックの腰をがっしりと掴み、べと液の催淫効果ですっかり愛液塗れのなったムナックの秘所に、マイサンを一気にぶち込んだ。

 ブヂブヂブヂッッ!!!

 ムナックの悲鳴。何かを突き破る感触。溢れ出す純血。
「およよ? もしかして処女だったのかなー、ムナたんは」
 それにもかかわらず、容赦なくズンズンと突き上げながら猫姫は訊ねた。
「い、いだいっ! いだいムナっ!! や、やめっ、あぎぃぃいいい!!」
「あははー。死人でも破瓜は痛いんだねー、勉強になるなぁ」
 明らかにサイズオーバーなマイサンが、ムナックの肉壁を無理やり押し広げながら攻め立てる。STR補正込み100以上は伊達ではないようだ。
「あはっ……やっぱり処女は、きつくて固いけど、この初々しい反応が気持いいねぇ……うりゃっ!!」
 メリメリと押し込み、肉をこそげ落とすように引き抜く。
「いだいっ! も、もうやめ……たすけっ……!!」
「おまんちょとお尻、両方から血流していたそーだねぇー。治してあげるよ〜。ヒール!!」
 治癒の光が宿った指先をなおも流血するアナルに突っ込み、猫姫はヒールを開放した。
「いぎゃあああああああ!!!」
 治癒の光が不死の血に反応して刃となる。

 ブシュッ!! ブシャアアアアアッ!!

 ムナックのアナルで光が爆発し、血がしぶいた。
「あは。私ったらまた間違っちゃった。ごめんね、INT1しかないから学習能力無くてー♪」
 悪びれもせずに、新しく出来た傷口を指で苛める。
「ひぎっ!! あぐっ、し、しんじゃ……!!」
「死なれたら困るおー。じゃあこれなら大丈夫でしょー。薬は死人もなんにも関係ないしね。ファーマシー!!」
 猫姫はカートから薬草と瓶を取り出すと、アルケミストの能力をフルに活用してポーションを作り出した。真っ赤な薬液に満たされたポーション瓶を、ムナックのアナルに突っ込む。
「ひいいいいっ!!! あ、熱いぃぃぃ!!」
 じゅうううう、と薬液がアナルの傷口に吸収され、ゆっくりとその傷を癒していく。
 その際に発生した熱が、さらにムナックを攻め立てる。
「赤ポじゃぜんぜん治らないねぇ。ファーマシー! ファーマシー! ファーマシー!!」
 猫姫は腰をズンズン突き出しながら、マクロ登録したファーマシーを連打して大量の赤ポーションを作成する。
「ほら、注ぎ足し注ぎ足し♪」
「あがああああ!!! は、破裂しちゃうムナぁぁぁぁ!!」
 作ったポーションを次から次へとムナックのアナルにブチ込んでいく。
 どんどんどんどん薬液が投与され、やがて肛門の傷は高熱を発しながら完治する。だが、それでも猫姫は投与をやめない。
 傷に吸収されることが無くなったポーションは、どんどんムナックのおなかに溜まっていく。
「ひぎいいいいっ!!!」
「まだまだいっぱい入るでしょー? 作りすぎちゃったから全部飲んでね♪」
 やがて合計15本もの赤ポーションがムナックのポーションがムナックに注入され、おなかは再びパンパンに膨れ上がってしまった。
「最後の1本は……えい、栓にしちゃえ。漏らしちゃダメだお」
 
 ぐににっ!!
 ギュルッ!! グルルルッ!!
 ゴルグゥウウウッ!!!! ギュウウウッ!!

 
「あぐぅぅ……!! だ、ダメ、死ぬ……!!」
「モンスターなんでしょ、これくらいで死にはしないお」
 栓をしっかり固定してから、猫姫はピストン運動を再開させた。

 ずむっ、どむっ、ぱんぱんぱんっ!!
 ぐぢゅっ、みじゅっ、ぐっちゅぐっちょぐっちゃ!!


「あふっ、だんだん気持ちよくなってきたおー」
 ただ硬いだけだった膣内が、だんだん巨根を熱く包み込むようになってきた。
「いやっ! もうやめてムナぁ!! は、はじめてなのに……初めては小狼くんって決めてたのに………こ、こんなっ……ひぐっ!!」
 ぼろぼろと涙を零しながら、激しく突き上げられるたびにパンパンになったおなかが揺れる。
「じゃあせめて、そのボンゴンくんに犯されてる気分に浸らせてあげるよ」
 猫姫は片手でカートをあさり、先ほどゲットしたボンゴン帽子を取り出した。一緒にいくつかのポーションや一緒にゲットしたポートレートが零れ落ちたが、拾っている暇もないし、とりあえずそのままにしておいた。
「ほら、これでボンゴンに早代わりだお♪」
 たれ猫を頭からどかして、すっぽりとボンゴン帽子を被る。
「あうっ、いやっ、やめてムナ……っ!! そ、そんな格好で……っ!」
 視線をそらしたが、猫姫は無理やりこちらに顔を向かせニヤニヤと笑う。
 そのとき、ムナックの目にあるものが飛び込んできた。
「いぎっ……そ、そのアプリケ……ま、まさか……」
「およ? わ、なんだこのダッサイの」
 ムナックが帽子の一点を見つめているのに気づき、脱いで確かめてみる。
 さっきは気づかなかったが、帽子の一部にやたら前時代的なハートのアプリケが刺繍してあった。
「ど、どうしてそんな帽子持ってるムナ!」
「え? これはさっき拾ったんだよ。でなにこのダッサイハートマークは?」
「さっき……? 嘘ムナ! そ、そのアプリケ……わたしが小狼くんの帽子が破れたときに直してあげた跡ムナ……それに、そのポートレート……あれは、わたしムナ……」
 カートから零れ落ちたポートレート。
 そこに描かれていた美少女ムナックは、今現在姫猫が犯しているムナックに瓜二つだった。
「あははははー。そうだねー、まさかこの絵の本人に会えるなんて思ってもみなかったよ。運命って、信じてもいい気分になっちゃったよ」
 声高に笑いながら、吸っていたタバコをぼっこりと膨れ上がったムナックにおなかに押し当て、火をもみ消してポイ捨てする。
「!? あづぃぃぃ!! ……はぁっ! はぁっ!!」
 おなかに火傷を作って、荒い息をつきながらもムナックは続けた。
「そ、それは小狼くんのものムナ! て、手紙のことはウソだったムナか!?」
「ウソじゃないよ。ちゃんとボンゴンをブチ殺して受け取ったんだから。ま、手紙を受け取るくだりの演技はウソだけどね、あははー」
 微笑みながら、そしてムナックを突き上げながら言い放つ。
「……! そ、そんなことないムナ……小狼くん、人間なんかに負けないムナ!!」
「もー、自分たちの実力くらい理解しててほしいお。じゃあここで状況を盛り上げるべく、イベントをしたいとおもいまーす。名づけて、手紙を音読しちゃおうの会〜♪ 誰とも知らない人間に犯されながら、愛するあの人からの手紙を読まれる、さぁどんな気分でしょう?」
 ニヤニヤと笑いながら、リボンを乱暴に解く猫姫。
 一方のムナックは、顔面蒼白になって暴れだす。
「い、嫌ムナ! やめるムナ! いだああああっ!!」
「忘れたの? 暴れたらヒドラが痛いだけだよ」
 猫姫は腰を動かしながら、手紙を読み始めた。
「親愛なる梅々(めいめい)へ……うんたらかんたら………あれぇ? あなたの連杰(りーちぇん)より」
 名前が違う。だが、驚いているのはムナックだけだ。猫姫は相変わらずニヤニヤとした笑みを浮かべている。
「君の名前、梅々っていうの?」
「……わたし、麗花(れいほあ)ムナ……」
 呆然とした声で呟くムナック。
「あはははははー。ごっめーん、手紙間違えちゃったぁ♪」
 あっけらかんと笑い飛ばす猫姫。
「さ、最初から騙してたムナね!! じゃあその帽子とポートレートはなにムナ!」
「なるほどー、テイムが失敗するわけは、今みたいに手紙が違うからなんだぁ。またお利口になったなぁ」
「答えるムナ!!」
「あーん、もううるさいなぁ。今までの話から察するに、これの持ち主が君の本当のカレシなんでしょ? それなら、殺しちゃった♪ 斧で叩ききって、カートでぺしゃんこにして、ね♪ これはそのとき拾ったもの。それで、ポトレに描かれてる子と同じ子……つまり君を見つけたらから、拉致ったわけだお♪」
 どこまでも笑みを絶やさず、現実を突きつける猫姫。
「あ……ああ………そ、そんなムナ……」
「そんな泣かなくてもいいじゃない。どーせ死人としてよみがえったら、個体の区別なんて付かないんでしょ。そうでなきゃ、こんなダンジョンの中でなんて、すぐに出会っちゃうでしょ。その想い人の形見に犯されるだけ、マシだお?」
「ムナああああああああっ!!」


 あれから30分。未だ執拗にムナックの強姦は続いていた。
 アナルに瓶で栓をされてしまったため、おなかはまだ膨れ上がったまま。幼い秘所は真っ赤に腫れ上がり、もはや痛みすら感じない。ヒドラに締め上げられた四肢は鬱血し変色している。折れた右腕には感覚もない。
 あれから何度もいろんな薬を投与され、無理やりエクスタシーを迎えさせられた。そして、それと同じ回数気絶した。
「ムナ……ムナ……うぎっ……あがっ……」
「ほら、気絶しちゃダメでしょ」
 もう何度の気絶だろうか。白目をむいてびくびくと震えるムナック。
 やれやれと肩をすくめた猫姫は、新しく吸っていたタバコを口から離すと、もう片方の手でムナックのクリトリスを探り当て、熱く燃えるその先端を押し付けた。

 ジュウウウウウッ!!!

「!? ぐぎゃああああああっ!!??」
 瞬時に意識が覚醒し、絶叫を上げる。そして、

 ブシッ!! ブシャアアアアアアアアッ!!!

 そのショックでおしっこが噴き出し、タバコの火を消してしまう。
「あーあ。もったいない。それより、これで気がついたでしょ? まだまだ私は満足してないお」
 そういってムナックの乳首を捻り上げ、奥へ奥へと巨根を突き進めて行く。
「ううー、子宮にゴリゴリ当たって気持いお〜」
「んぐっ!! ふぐっ……も、もういい加減……堪忍してムナぁ……!」
 延々と強姦され続けているが、未だ一度の射精していない猫姫。
 ムナックも体力的、精神的にもとっくに限界を超えていた。
「私はVIT型だからタフなんだおー」
「タフなんかじゃないムナ……ひぐっ!! ……それは重度の遅漏ムナ……んぎっ!!」
「誰が遅漏だお! 生意気なヤツ!! ヒール!!」
 語勢を荒げて、猫姫は乳首を抓り上げながらヒールの魔法を唱えた。
「いぎゃああああああ!! ごめんなさいムナごめんなさいムナ!!」
 乳首からまさに高圧電流のような衝撃が走り、全身を伝う。
 さすがにINT1のヒールだけあって、致死ダメージは受けてはいないが、その痛みは想像を絶するものだった。全身の筋肉が硬直し、そして、

 ギュリリリリリ……バリィンッ!!!

「ムナ゛ぁぁぁぁぁーー!!!」
「わ、すご。お尻の栓を割っちゃった」
 その筋肉硬直で挿入された異物を硬く締め付けた括約筋は、お尻に突っ込まれていたポーションの瓶を強力に締め上げ、そして割ってしまったのだ。
 ガラスの破片がムナックの肛門を傷つけ、今まで押さえ込まれていたものが出口に向かって駆け出してきた。
「ダメムナ、壊れるムナ、爆発するムナ、いやムナ!!! ひぎいいいいいいいっ!!!」

 ボオオオオンッッッ!!!!
 ブバアアアアアアアアッッッッッッ!!!
 ブジョジョジョバアアアアァァッ!!!
 ブビイイイイイッッッ!!
 ブブフウウウウビジョバァァァ!!!


 ムナックのアナルから、まるで噴水のように真っ赤に染まった下痢便の濁流が爆発した。
「あはははは!! 死人でもウンコするんだねぇー、くっさぁい♪」
 バックからムナックを犯していた猫姫は、その汚物の奔流をモロに全身に浴びながら高らかに笑う。
 その間も腰の動きを決して止めようとしない。深く突き上げられるたびに、ムナックのポーション下痢便はそのリズムに合わせて噴き出す勢いを増す。

 ブウウウウッ!! ブチブチチイイイイイッ!!!
 ビチビチビリュウウウーッ!! ブジュウウッ!!
 ブリブリブリブブゥゥゥッ!!
 ビブリプパァァァ!! ブジョブジョブジョブバアアアッ!!


「ひいいっ!! いやムナぁ!! 止まってムナァ!!!」
「大丈夫だおー、私はスカトロも大好きだおー♪」
 涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、狂ったように頭を振るムナック。
 猫姫は笑顔から表情ひとつかえずに、真っ赤な噴水を全身に浴びて腰の動きを早めた。
「そろそろイくおー、出しちゃうおー、孕ませちゃうお〜♪」
「ひっ!? いや、ダメ、抜いてムナぁ!! 中はだめ、ダメったらダメムナァ!!!!」
 残った力を振り絞って身をよじるが、腰をがっしりとつかまれていて逃げる余地もない。
「ダーメ。君の卵をもらいに来たのが本来の目的なんだから。ちゃんと孕まないとダメだお〜♪ えいっ」
 猫姫はまた別の注射器に詰まった薬品を2本取り出すと、それぞれをムナックの腕に注射した。
「これは私と仕事仲間のクリエイターとプロフェッサーと一緒に作った、モンスター用の強力な排卵剤だお。これで妊娠率はほぼ100%だお。それから、後に注射したのは同じくモンスター用の強力な育成促進剤だお。ただでさえ短いモンスターの妊娠期間を爆発的に促進させる脅威の新薬だお♪」
 この薬は、表向きは、最近爆発的に増加しつつあるミッドガッツ王国の人口から、来るべき食糧難を解決するため、食用の家畜を短期間で養殖するためという名目で開発した、なんと錬金術師ギルドのお墨付きの薬品である。
 だが、開発者である自分ともう1人のクリエイター、そして協力者のプロフェッサーの3人は、その薬の特許を取得し、こうして裏で違法な使用をしているわけである。
「い、いやああああ!! 堪忍してムナぁぁぁぁ!!!」
 真っ赤な下痢便をとどめなく垂れ流しながら懇願するムナックだが、ソレを聞き入れる猫姫ではない。ムナックが泣き叫ぶたびに膣内が激しく締まり、どんどん猫姫の快感を高めるだけだった。
「だーめ♪ あ、今すごい締まった、いいよぉ……あ、あ……くふぅぅぅ、イ、イっちゃうお〜〜」
「ひ、ひぃぃぃぃぃ!!! ムナぁぁぁぁぁ!!!」

 ぶびゅるうううううっ!!!
 どぶっ、どびゅびゅ!!
 ぶびゅうっ、ぶびゅびゅ、びゅっ、どびゅぅーっ!!

 びゅばあああっ!!!  びちゅううーっ!!
 びちゅびちゅびちゅうっ!! ぶびゅうっ!!
 ビブリュッ!! ぶびっ、ぶびゅびっ!!

 
 ムナックの膣内の奥の奥、先端が子宮に密着するほどブチ込んだところで、猫姫のマイサンは爆発した。大量の精液がムナックの子宮に注ぎ込まれる。
「あひぃぃぃ♪ 精液、いっぱいでてるぅ〜〜♪ ムナたんの中で爆発してるお〜♪」
「あああっ!? あああーっ!?」
 子宮に注ぎ込まれる灼熱を感じて悲鳴を上げながら、お尻からは何度も何度も真っ赤な下痢便を吐き出し続ける。
 割れ目からは猫姫の精液が溢れ出し、お尻からは自分の下痢便が溢れ出す。
「あはぁぁぁん、またまた、ムナちゃんのおまんちょ締まるぅ〜〜〜♪」

 どぴゅうううーーーーーっ!!
 ぶびびゅうううっ!!どくん、どぷううっ!
 ぶぴゅっっ!! じゅぴゅううううーーーっ!!


「あぎぃーーっ!! お、おまんこ破裂ずるムナぁーー!! 熱いぃーー!! 精液あづいム゛ナ゛ぁ゛――――!!」
 猫姫の射精とムナックの排便は優に3分は続いただろうか。
 真っ赤に晴れ上がった膣から巨根を抜き取って解放してやると、お互いが精液・下痢便塗れになっていた。
「あっはぁん。気持ちよかった♪」
 顔にべっとりと引っかかったムナックの下痢便を指で掬い取り口に運ぶ猫姫。
 今までギンギンにそそり立っていたものは、だらりと萎えると、不思議なことにどんどん小さくなっていって、女性器の淫核のようになって収納されていった。
「さーて。あとは孕み待ちだおー。花子、逃げないように縛っておいてね♪」
「………ムナぁ……」
 しゅるしゅると触手が伸びて、ムナックの手足を拘束するヒドラ。
 だが、精液下痢便塗れでボロボロになったムナックに、もう逃げる気力はこれっぽっちも残っていなかった。虚ろな瞳に今度は精液で膨れ上がったおなか。その膣内で熱い精液が蠢いているのが伝わってくる。
 猫姫はヒドラに拘束を任せ、傍の水辺に身体を洗いに行った。そこは大量のヒドラが沸くことで有名だが、そこは自分の召喚植物に防衛を任せておく。
 猫姫がその場を離れてから10分ほどした頃ムナックの身体に変化が起こった。
 力の入らない手をどうにか動かし、自ら割れ目を広げ、指を突っ込み掻き出すことでようやく膣内に溜まった精液は解放されてきた。膨らんでいたおなかは元通りとはいえないが、平坦さを取り戻してきた。
 だがしかし、その代わりに膣内が熱い。先ほど精液をぶちまけられたときよりも、何倍も熱い。
「な、なにムナ……!? こ、こわいムナ……あ、あっ? ああーーっ!?」

 ボゴオオッ!! ボゴッ、ベゴッ!!
 モリモリッ!! メキメキメキッ!!


「ひぎっ!? あがっ、うぎゃああっ!? お、おなかがっ、膨らんでるムナっ、あぎゃああーっ!?」
 せっかく死に物狂いで精液を掻き出したというのに、見る見るうちにムナックのおなかが膨れ上がっていく。
 いったい何が起こっているというのだろうか。
「あは。やっぱりあの薬は強力だね。もう妊娠して成長し始めてるお♪」
「む、ムナっ!? こ、こんな早く……いぎぎぎぎぎっ!!!」
 まさかこれがムナックの卵――即ち胎児だというのか。まだ受精して10分と経っていないはずなのに。
 膣内で膨れ上がり続けるソレは、内側から圧迫し続け、その激痛に悲鳴を上げるムナック。
「家畜でももうちょっと時間はかかるんだけどね。モンスターの場合、生殖能力が半端でないくらい強いんだお。そこに強力な劇薬を投与した結果、こうなるんだお〜」
 嬉々として卵が成長する様子を見て説明をする猫姫だったが、もはやムナックはそれどころではない。普通、時間をかけてゆっくりと大きくなるものが、短時間で急速に膨れ上がっているのだ。
 それはまさに、拷問そのものだった。
「うぎゃああっ! いやムナっ! 痛ああっ!! ぎゃああっ!! うぐっ、うぎゃあっ!! いっ、いぎっ! いたあっ! 痛いムナよぉ!! ぎゃあああ―――っ!!」
 
 ボゴオッ!! モコッ!!
 ボコゴッ!! ベコォンッ!!
 メリ……メリリリリッ!!


 
ムナックは背中を仰け反らせ、腹の底から絶叫する。
 そのおなかの膨張は止まらない。急速に成長し続け、ついには臨月並みになっていく。
「あははー。人間10ヶ月、モンスター約2ヶ月の神秘がわずか15分かー。人体の神秘を垣間見た瞬間だお〜。……んー? モンスターだから、モン体かな? にははー♪」
 猫姫が笑って観察していると、ついに出産の時期に至るムナック。
「ひあっ!! あきゃああうううっ!! う、生まれるのぉぉ!! た、卵ぉ!! 赤ちゃん生まれるムナぁぁぁぁ!!! おふぅうっ……ふううううっ!! 裂けるムナぁ!! おなかっ、おなか破裂して卵出るぅぅう!!! ぎゃうっ、出てくるっ、麗花のおまんこから赤ちゃん出るムナぁぁぁぁぁ!!!」

 むりゅむりゅっ!! メギ……メギメギギッ!!

 真っ赤に腫れた膣口から、卵が出口を目いっぱい広げながら頭を出した。
 潤滑油代わりの愛液と精液の残りでテラテラと光っている。
「おおおー。頭がでてきたお〜♪」
「ふぐううううううっ!! いぎぃぁあああああっ!! あかちゃ、あかちゃっ!!」
「だめだめ、吸って吸って吐いて、吸って吸って吐いて。この呼吸で息むんだおー」
「む、ムナぁぁぁ!! はっ、はっ、はぁぁぁ〜〜〜!! はっ、はっ、はぁぁぁぁ〜〜!!」
 某有名な呼吸法でムナックが息むと、卵はどんどんその姿を現し始めてくる。

 ミヂミヂミヂッ!! めりめりっ!!
 ムリュミュリュグリュッ!!
 ぶ……ボォオオンッ!!!


「くはああああああっ……で、出たムナっ、赤ちゃん生まれムナぁぁぁ」

「あははー、おめでとうー。でもまだおなかおっきぃね。もしかして……」
「む、ムナぁ? んぐっ!! うぐぐぐ、あひぃぃ!! も、もう1人生まれるムナ!!」
「わ、すごい、双子!?」
 これには猫姫もオドロキだった。
 そうしているうちに、1個目の卵で大きく広がったムナックの産道から、2個目の卵が顔を出す。

 メキメキメキッ!! むりゅるっ!!
 ボゴゴボオオッ!! みちみちぃっ!! 
 ムリムリヌルリィッ!! ゴボオオンッ!!

 

 ねっとりとした卵が2個、ごろごろと転がった。
「あふううううう―――っ!!  はぁっ、はぁっ!! 卵ぉ、赤ちゃん、双子ムナぁぁ〜〜〜……」
 卵2個の出産でがばばがに広がった割れ目から、だらだらと血と愛液が流れている。
 ムナックは荒い息をつき、虚ろな目でぐったりと倒れこんだ。
「はいはい、良く頑張りました。じゃあ卵はいただくお〜」
 猫姫は生まれたての卵を広拾い、布で包んでカートに保管した。
 ふと、先ほどのポートレートが破れているのに気づく。
「ふーむ……これが破れたせいで双子になったのかなぁ? そんなことないかな」
 破れたポートレートを捨てて、それに描かれていたムナックを見下ろす。
 くりくりとした大きな瞳は、今や虚ろな光を宿すのみ。程よい大きさの乳は、触手と指、ヒールの刃に焼かれて黒ずんでいる。幼かった性器は、強姦され出産したショックですっかりズタズタになっている。肛門は触手による傷はポーション浣腸で癒えているものの、下痢便まみれで物凄い悪臭を放っている。
「………ムナぁ……あかちゃん……卵……」
 焦点の合わぬ目で、すでに回収されてしまった自分の赤ちゃん――卵を求めて手を伸ばしている。
「……うーん。やっぱり、始末しておくべきだよねぇ」
 猫姫は腕を組んで思案した。
 長い、長い沈黙。そして、得意の得物を握り締め、振り上げた。

「ポーションピッシャー!!」
「……ムナ?」
 淡く、白い魔法薬の輝きがムナックに降り注いだ。
 ポーションピッチャー。それは、仲間に向かって効能を高めたポーションを振り掛ける、アルケミストの得意スキルだ。
 猫姫の製薬技術が凝縮されて作り出された、「† 猫姫 †の白ポーション」がムナックの身体を包み込む。今まで散々やってきたように、薬では不死者の身体は傷つかない。
 そして、ポーションの中でも最高峰の治癒力を秘める白ポーションによって、ムナックの傷が瞬時に癒えていく。
「あ……ど、どうして……ムナ?」
 虚ろな目で、猫姫を見上げるムナック。
「うるさいおー。君は可愛いし、まだまだ働いてもらおうと思っただけだお」
 ぷいと横を向き、カートを掴むと歩き出した。
「ほら、さっさと行くよ……麗花」
「………はいムナ、ご主人様……」

 第1回ムナックテイム祭り、これにて終了。
 戦利品=ムナックの卵:2個 愛されているムナック:1匹

 あとがきっぽいもの。

 ちょっとした機会があって孕ませアンソロジーが手に入りました。
 それを読んだ翌日、唐突に孕ませネタを書きたくなりました。

 毎月欠かさず買っているラグナロクオンラインのアンソロジー(非エロ)を買ってきました。
 それを読んだ翌日、唐突にROネタを書きたくなりました。

 右手から孕ませ、左手からRO。合体魔法、孕ませROネタ!(何)
 そういういきさつから、このサイトに掲載する分では初のSW以外のお話が誕生しました。
 ちなみに、やっぱり最萌えモンスターは、ソヒーよりもフェアリーリーフよりもアリスたんよりも、やっぱりムナたんでしょう!(断言)

 なお、アルケミさんの名前は、いわゆる「厨房がつけそうな単語」を寄せ集めて命名しました。
 ちなみに、フィクションですので、実際に存在するかもしれない同名キャラとは一切関係ありません。ご了承ください。

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